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Calligraphy Work
漢字は、真に世界に類を見ない希有な文字です。
自然の中の物みな全てを神と崇めていた時代に先人達が作り上げた一点一画の持つ夢やロマンを受け止めて、現代の定型化しつつある活字としての文字から脱却し、文字を媒体とした新たな表現を模索しつつ、この独特な表現と空間芸術を創造してみました。


鄧石如作 2連幅 軸(292×70)×2
内閣総理大臣賞

般若心経 軸
第47回國際書道連盟展
東京都知事賞

別季逋之京 175×80 軸

游雲驚龍 293×69 軸

一念発起 136×35 未表装


蝋書 -ROUSHO-
ロウ書は(蝋)ロウで書いた白抜き文字で背景に薄墨を流し込んでみました。
自分の手だけでは到底得られない、大気や温度でどんどん変化し乾ききるまでどの様な作品に成るのかは神のみぞ知る!この神秘なる神羅万象の世界に比類なき宇宙を感じ得ました。
この希有な世界をご想像ください。




青龍(東神) 200×83 軸
白虎(西神) 200×83 軸
天無門地無戸 136×35 未表装
天壌無窮 288×52 軸
〇(円) 35×34 無表装
輪 67×69 未表装
滲みとかすれ
書は「滲みとかすれの芸術」と言われています。
絵画には見られないその独 特な芸術は自然界の神々が与えてくれた紙と墨との出会いから始まりました。
紙は六一〇年高句麗の雲微という僧によって伝えられ墨は中国の殷の時代にできたのではないかという説があります。
墨は水と硯によってその様相を呈し、この紙と墨との二つが相まって不思議な世界を織りなすのです。
その滲みに魅せられて一心不乱に滲んだ紙を作り、敢えて赤い文字を添えてみました。
この主人公は正にサイドの滲みなのです。






令 35×34 未表装
香 35×34 未表装
静 35×34 未表装
千年 35×34 未表装
自灯明 35×34 未表装
男と女 35×34 未表装
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